ブラックホール 未知の地平線

巨大な星の壮絶な最期から誕生したブラックホールは、時空そのものをねじ曲げ、私たちの理解を超える重力の世界へと誘います。
未知の果てへの旅へようこそ。重力が常識を覆し、宇宙がその存在に震える場所へ。

ブラックホールとは何なのか? なぜ存在するのか? そこには何が隠されているのか?
これらの問いが、私たちを人類の知の限界、そしてその先へと駆り立てます。

20世紀の最初のころまでは、ブラックホールの存在は空想の産物にすぎませんでした。
しかし今では、彼らが実在すること、そして並外れた存在であることが証明されています。
時空をゆがめ、星を飲み込み、そして地球にまで届く“重力波”を放つ——その力は計り知れません。
一瞬で消える小さなものから、銀河の中心に君臨する超巨大なものまで、その姿は実に多様で神秘に満ちています。

ブラックホールの謎を解き明かすことは、人類にとって最大級の知的挑戦です。
最先端の科学と技術、そして人間の探究心が、その扉を開こうとしています。
宇宙の過去・現在・未来を照らし出す、その鍵がここにあるのです。

さあ、未知への扉を開こう。宇宙は、あなたを待っています。

★まるで宇宙に引き込まれるかのような臨場感!
 かつてない没入感と圧倒的なビジュアルが、あなたの感覚を根底から揺さぶるー

『ブラックホール 未知の地平線』
フルドーム映像の限界を超え、新たな次元を切り拓く話題作。
従来の映像手法を一新し、360度全方位に展開する圧巻のCG映像と、全身を包み込むサラウンド音響が融合。視覚と聴覚を通じて、”観る”から”没入する”体験へと、あなたを導きます。

本作では、ドームという空間そのものを“宇宙”へと変えるため、あえて視線を正面から天頂へと誘導する革新的な演出を採用。
頭上に広がる映像が、あなたを異次元へと誘います。

この画期的な映像手法は高く評価され、ハンブルク(ドイツ)、ワルシャワ(ポーランド)などの数々の有名プラネタリウムで上映され絶賛されました。
また数々のフルドームフェスティバルの上映作品として選ばれ、Dome Fest West 2024 では、最優秀科学映画賞を受賞しました。

浮遊するような感覚、重力の消失、時空の歪み……
それは、もはや映像ではない。感覚そのものの再構築です。

テーマは、宇宙最大の謎「ブラックホール」。
その存在の謎に挑む旅路は、科学の探究心と芸術の表現力、そして人類の想像力が織りなす壮大なシンフォニー。
視界を埋め尽くす暗黒、重力に引き寄せられる光、鳴り響く時空のうねり。
すべてがあなたを包み込み、「宇宙を体験する」という、かつてない体験を生み出します。

これは映像の未来。これは、あなたの知覚を超える体験をお楽しみいただけます。

★受賞歴
Dome Fest West 2024 最優秀科学映画賞 受賞作品
最優秀科学映画賞は、科学的概念を視覚的にも知的にも魅力的な方法で鮮やかに表現した映画製作者の傑出した作品を表彰するものです。本作は、エンターテインメント性だけでなく、教育的な側面も持ち、次世代の科学者やイノベーターたちにインスピレーションを与えます。受賞者は、科学的コンテンツと独創的なストーリーテリングを融合させる卓越した技術を示し、没入型ドーム体験の可能性の限界を押し広げました。『ブラックホール:未知の地平線』は、科学コミュニケーションにおける卓越した功績により、この名誉ある賞を受賞しました。(Dome Fest West 2024 より)

★日本語版ナレーション
下山 吉光 (しもやま よしみつ)
『アルスラーン戦記』をはじめ田中芳樹の作品の朗読を多く担当。アニメ『銀河英雄伝説 Die Neue These 』では劇中ナレーションを担当しています。 彼の語りによるプラネタリウムをお楽しみいただけます。

★作品リーフレットはこちら (PDF)

■作品情報
上映時間: 31分40秒
映像:4Kドームマスター
音声:ステレオ/マルチチャンネル
制作年:2023年 配給年:2025年
制作:ダブルドーム・フィルムズ (コロンビア)

ナレーション録音:株式会社ユーツー 
協力:(株)クラッチベース

【番組プレビュー動画】
パスワードが不明な場合はご連絡ください。(プラネタリウム館の担当者のみ)
ドームでの試写をご希望される際には遠慮なく kato@altairllc.jp までお問い合わせください。