宇宙の80%近くを占める、目に見えない謎の暗黒物質「ダークマター」の謎に迫ります。
ダークマターは、天文物理学のもっとも重要な問題であり、世界中の天文学者が日夜その秘密を解き明かそうと、観測と研究が続けられています。
ウェスタンオーストラリア大学の若き天文学者アラン・ダフィー博士は、オーストラリアにある巨大な電波天文台施設 通称「ASKAP」と、高速な演算能力を持つスーパーコンピューターのいくつかを駆使し、実際の観測に基づいて得られたデータから、ダークマターのシミュレーションを作成・ドーム映像化しました。
そこに広がる「宇宙」とは・・・。
最先端の天文学による「ダークマター」の映像世界を、プラネタリウム番組としてお楽しみいただけます。
■科学的なデータをもとに制作された「ダークマター」映像
この番組に出てくる「ダークマター」の映像は、電波望遠鏡から得られた大量のデータをスーパーコンピューターで処理した「リアル」なシミュレーション映像です。
映像クリエイターが想像して描いたものではなく、宇宙を観測して得られた結果を「可視化」した本物の映像なのです。では、目に見えない「ダークマター」をどのように可視化したのでしょう?
その仕組みについても紹介しています。
この番組は、最先端の天文学によるシミュレーション映像と、映像の美しさが大変評判となり、オーストラリア・アメリカ・イタリア・フランス・ロシアなど、世界20か国・100を超えるプラネタリウムで上映されました。世界のプラネタリウムが注目する話題作がいよいよ日本に上陸です。
■制作:iVEC@UWA(西オーストラリア大学)他
【番組プレビュー動画】
パスワードが不明な場合はご連絡ください。(プラネタリウム館の担当者のみ)
ドームでの試写をご希望される際には遠慮なく kato@altairllc.jp までお問い合わせください。