プラネタリウム作品
美しいCG映像によって描かれるおおぐま座やエチオピア王家物語、北の空を中心とした星座や様々な天体など、地上はもちろん時には宇宙の目線で繰り広げられる壮大な星空案内です。
古代の人々の星空への想いや、現代科学によって解き明かされた最新科学、そして未来の姿といった様々な姿で星座をご案内します。
1977年、人類はふたつの探査機「ボイジャー」を宇宙へ送り出しました。
木星や土星、そして誰も見たことのなかった天王星や海王星へ――。
それぞれの星々の美しさ、驚きの発見、そして太陽系のはてへの果てしない旅。
どこまでが太陽系なのか、そこを超えた先に何があるのか。
ボイジャーは私たちに答えを届けてくれました。
そして今も、誰も踏み入れたことのない星間空間を飛び続けています。
遠く離れた青い小さな地球を振り返りながら、ボイジャーの旅が語りかけるのは、宇宙の広がりと、私たちの存在の尊さです。
宇宙の80%近くを占める、目に見えない謎の暗黒物質「ダークマター」の謎に迫ります。
ダークマターは、天文物理学のもっとも重要な問題であり、世界中の天文学者が日夜その秘密を解き明かそうと、観測と研究が続けられています。
ウェスタンオーストラリア大学の若き天文学者アラン・ダフィー博士は、オーストラリアにある巨大な電波天文台施設 通称「ASKAP」と、高速な演算能力を持つスーパーコンピューターのいくつかを駆使し、実際の観測に基づいて得られたデータから、ダークマターのシミュレーションを作成・ドーム映像化しました。
そこに広がる「宇宙」とは・・・。
最先端の天文学による「ダークマター」の映像世界を、プラネタリウム番組としてお楽しみいただけます。
キミは脱出することができるか! 迷宮・・・ それは入ったら最後、なかなか抜け出すことができない摩訶不思議な世界。
番組はその「迷宮」の中で、「星」、「宇宙」をモチーフとしたニセモノ、フェイクを通じて、より深くリアルな宇宙を体感していただこうといういわば逆説的企画として(つまり普通はやらないめちゃくちゃくなことをやりながら、極めて真面目な番組を目指して)製作されたものです。
迷宮の各部屋には、「星」や「宇宙」にまつわるフェイクが仕掛けられ、背後からは飲み込まれたら最後、二度と現実の世界へともどることができない「フェイクホール」が迫ります。
見破れるか! 逃げ切れるか!
入ったら最後、なかなか抜け出すことができない摩訶不思議な「迷宮」の中で、「星」「宇宙」をモチーフとしたフェイク(ニセモノ)に惑わされながら、より深くリアルな宇宙を体感! プラネタリウムの常識を超えた驚異の「体感ライド型番組」の登場です!
アンデルセン作「絵のない絵本」
「絵のない絵本」は、貧しく若い画家が、夜ごと世界中を見つめている「月」の語る話に耳を傾ける・・・という設定で描かれた連作短編集です。
今回の番組では「絵のない絵本」へのオマージュとして、プラネタリウムのためのまったく新たな物語を生み出しました。
どこか懐かしく、心温まるストーリーと、「光の原理」、「スペクトル」、「星の一生」を見つめるサイエンス。
そしてフルート、ギターによる幻想的で優しいオリジナル音楽と包みこむような満天の星々が、圧倒的な映像体験と共に感動のファンタジー世界へと誘います!
この素朴な疑問から始まる、重力の謎への旅。
古代ギリシャの哲学者アリストテレスの時代から、ガリレオ・ガリレイ、ニュートン、アインシュタインへと受け継がれてきた「重力」をめぐる探究の歴史をたどりながら、私たちは宇宙の本質に迫っていきます。
重力とは、単なる「引っ張る力」ではなかった——。
時空そのものを歪めることで、すべての物体の運動を支配する、宇宙を形作る根源的な力だったのです。
本作では、惑星や衛星の運動、星や銀河の誕生から、トランポリンを使った直感的な比喩までを駆使しながら、難解な物理現象をわかりやすく解説。
見えないけれど、確かに存在する「重力」の正体に迫ります。
重力がなければ、宇宙は存在しなかった。
身近で不思議なこの力が、いかにして私たちの世界を支配しているのか。
壮大で美しい宇宙の姿とともに描かれる、重力の知られざる真実に触れてみませんか?
時空を超えた感動のラブストーリー! 地球から遠く離れた場所。
青く輝くとても美しい星。
アルネブの長い長い旅がこの丘から始まりました。
彼は大きな決意と小さな希望を胸にこの広い宇宙へと旅立っていったのです。
果てしなく遠い、まだ見ぬ星を目指して…
「きっと迎えに来てくれる…」
今夜「動けないモノたち」の挑戦が始まります!
弱虫なの、おせっかいなの、やたら優しいの、意地悪なの、物語と共に星や宇宙との結びつきを伝えてくれるのは、ちょっと変わった「モノ」たち。
笑いと涙、そしてちょっとドキドキ、その果てに待っている感動のクライマックス!
子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで、ぞんぶんにお楽しみいただける作品です。
プラネタリウムで☆を見ながら考えてみた。
「宇宙人は地球に来ている!?」
「水平線までの距離って、どれくらいあるの?」
「空に描かれる飛行機雲・・・正体は何?」
「どうして夕日は大きく見えるの?」
「月と地球の間の距離は、この先、どうなる?」
「『星』っていくつぐらい見えているの?」
「幽霊は錯覚?! 生まれ変わりはあるの?」
「宇宙の『果て』って・・・?」
ふっ…と、通り過ぎてしまいそうな何気ない疑問。
おおっ…と、立ち止まりたくなる壮大な宇宙の不思議。
言われてみれば…でもあまり実感が…と、ムズムズしてくる難問。
そんな様々な「?」と真正面から向かい合い、そこに生まれる「発見」を楽しむ、ちょっと変わったプラネタリウム番組「スペースワンダーランド」。
身近なサイエンスはもちろん、科学では解き明かせそうにない(でも気になる)「?」も、難易度を設定した軽快なテンポ、
演出により、ときに楽しく、気持ちよく、情感豊かに描いていきます。 素朴な疑問、知的好奇心に果てはありません。
この世界はまだまだ「?」がいっぱい。 いざ、あなたの知らない不思議な世界へ!
ありそうでなかった、まさに「かゆいところに手が届く」サイエンス・アドベンチャー番組の登場です!
地平線の向こうには、昼と夜の境目がそっとにじみ、まるでフィルムのように地球を包んでいます。
人類はずっと宇宙に憧れ、たくさんの宇宙飛行士や探査機が、空の向こうへ旅立ってきました。
その多くが、遠くから地球を振り返り、「ただいま」とでも言うように、私たちの故郷を見つめてきたのです。
はるか彼方の宇宙から見ると、地球は小さな青い点にすぎないかもしれません。
でも、その点の中に、私たちの暮らしや思い出、命がぎゅっと詰まっているのです。
宇宙の広さを知るほどに、この星の大切さに気づきます。ここが、私たちにとって、たったひとつの特別な場所なのです。
惑星になれなかった氷とチリの塊は、太陽系の果て・オールトの雲やカイパーベルトに留まり、やがて太陽へ向かう旅に出ます。
太陽系の成り立ちから彗星の構造、軌道、尾の形成、さらには流星群との関係まで、壮大な宇宙の時間と空間を巡る旅へと誘います。
命の起源を秘め、時に地球に脅威を与えることもある彗星。その美しさと神秘に満ちた軌跡を、科学と想像力の翼でたどる感動の作品です。
その美しさの裏には、壮大な空のドラマが隠されています。
雪は、なぜ六角形なのか?
どうやって空で生まれ、どんな旅を経て地上に届くのか?
雲の中のミクロの世界をめぐり、結晶の神秘に迫ります。
ひとひらひとひらが語る、地球の息吹と宇宙のつながり。
自然の造形美と科学の不思議を、美しい映像とともに体感できる
心あたたまる冬の科学ファンタジー。
この冬、空から届く“天からの手紙”を受け取ってみませんか?
その星が、まもなく寿命を迎えようとしています。
研究者たちは、星の爆発の兆しをとらえ、緊張が走る中――
ある父と子は、夜空を見上げながらその秘密に触れていきます。
星の光は遠い昔から旅をしてきたもの。
巨大で赤く、やがて鉄の核にたどりついた星がたどる、壮絶な最期。
けれどその「死」は終わりではありません。
爆発によって宇宙にばらまかれたかけらは、やがて新たな命の材料となるのです。
私たちもまた、星のかけらから生まれてきた存在。
ベテルギウスの最後の輝きは、宇宙のはじまりといのちのつながりを、そっと語りかけてくれるのです。
文学、芸術、農業、そして星空の話に心を響かせ合う二人。
夜の岩手山で見上げた満天の星と天の川は、やがて『銀河鉄道の夜』という物語へと結晶していきます。
しかし友情の深まりとともに、信仰の違いが二人をすれ違わせる時も訪れます。
別れと再会、青春の喜びと痛みを経て、嘉内は賢治が託した「人々の幸せ」を胸に抱き続けます。
これは、夢と理想を語り合った二人の若者が、銀河を旅する魂の軌跡を描いた物語です。