プラネタリウム作品
太陽系外惑星の旅を通して、地球外知的生命体とのコンタクトの可能性を探るSF物語
今からそれほど遠くない未来。
宇宙船スペースフロンティア号は、未知の宇宙に向けて航海を始めました。
人類最後の希望をかけたミッションを受けて・・・
様々な太陽系外惑星を目指し、旅を続けるスペースフロンティア。
「人類最後の希望」の意味は? そして彼らのミッションとは・・・
宇宙のごくありふれた星の一つ「私たちの太陽」には8つの惑星があり、その光は太陽系の様々な天体を照らし暖めています。
ほとんどの惑星は、灼熱や極寒の世界にも関わらず、第三惑星の地球だけが、他にはない青い海と緑や茶色の大地、そして動物や植物に必要な大気があり、気候が温暖で様々な生命があふれる星となりました。
この環境の中で誕生した人間は他の動物にはない知性を持ち、技術的に高度な文明を築き、その活動範囲を地球だけでなく宇宙に広げようとしているのです。
小さく青いこの惑星で、豊かな生命が繁栄することができた理由とは、いったい何だったのでしょうか?
地球の環境について、紐解いていきましょう。
美しい海底で、幸せに暮らしているヤドカリくん。でも、最近元気がありません。
泳げないヤドカリくんは、泳ぎが上手なお友達と仲良くできずにいるからです。
泳げるようになれば、みんなと一緒に遊ぶことができる!そうだ、流れ星にお願いすれば…
そう思ったヤドカリくんは願いを叶えてもらうため、流れ星を見に行くことを決心します。
海の上までの道のりは、小さなヤドカリくんにとって、とても大変な道のり。
やっとの思いで海から顔を出すと、そこには満天の星空が広がっていました。
はたして、流れ星はヤドカリくんの願いを叶えてくれるのでしょうか…?
シリーズ第2弾 「 ヤドカリくん まんげつのひみつきち 」
私たちは、ずっと昔から「銀河の渚」で、星空をそして宇宙を眺めてきました。
長い年月をかけて、私たちは星空に横たわる光の帯「天の川」が何なのかという答えを求め続けてきました。
それはきらめく星の集まりであったこと、さらに宝石箱のような美しい世界であることを知ったのです。
この作品は、天の川の物語や探求の歴史、銀河系の誕生から遠い未来の姿、そして天の川にある美しい世界を、これまでにないダイナミックなドーム映像でお楽しみいただけます。
大いなる光の渦巻き「銀河の渚」で、ゆったりとお寛ぎください。
かつての第9惑星「冥王星」から、エリスやセドナといった特徴的なカイパーベルト天体、そして未知の惑星「プラネット・ナイン」など、多彩なCG映像やシミュレーションを駆使して、その正体に迫ります。
冥王星はかつて、太陽系最果ての第9惑星でした。
しかし1992年頃から、変化が起こります。
海王星の外側に、エッジワース・カイパーベルトと呼ばれる多数の天体群が見つかったのです。
そこに冥王星に似た大きさのエリスが見つかったことから、惑星についての考えを改めることとなり、ついに冥王星は惑星ではなくなりました。
このことは、太陽系の新しい考えが生まれるきっかけとなり、カイパーベルトの一部の軌道から、我々の知らない何かがあるかもしれないと考えられるようになったのです。
月はいつも私たちの想像をかきたてる仲間なのです。
あなたは最近月を見ていますか?
最後に、月を愛でたのはいつですか?
ほとんどの人に、月はあまり興味を持ってもらえません。
でも実は私たちにとって、月はただ空に浮かんでいるだけのものではなく、想像をかきたて、探検と科学を発展させてきた仲間なのです。
人々は月に対する好奇心を様々な形で膨らませてきました。
それはガリレオの月の観測や、空想作家の月の世界への冒険、そしてアポロ宇宙飛行士の月面着陸へと繋がっていきました。
さらに最新科学は、月の誕生の秘密を解き明かそうとしています。
今夜は、まったく新しい視点から、月に想いを巡らせてみることにしましょう。
あの宇宙(そら)の向こうに・・・・
「外の世界って、どんなかな」
かわいいモグラの子は、ぼんやり考えました。
外の世界には、とても明るい時間と、暗い時間がある、というのですが・・・
ずっと暗い穴の中にいるモグラの子には、どういうことなのかよくわかりません・・・。
かつて私たち人間も、なぜ昼があり、なぜ夜があるのか、わかりませんでした。
わからないからこそ、一生懸命に想像しました。
「空を知らないモグラの子」の物語と「宇宙を知らなかった私たち」の歩みを織り交ぜながら、「見上げた空のその先」を求めて展開していきます。
世界三大天文台として名高い、マウナケア山(ハワイ)、ラ・パルマ島(カナリー諸島)、アタカマ砂漠(チリ)を現地ロケ。臨場感あるオリジナル解像度6Kのドーム映像でお届けします。
私たちはどのように宇宙を解き明かしてきたか、宇宙についての私たちの理解は天文学の発達とともに拡大してきました。
古代の神話的宇宙に始まり、プトレマイオスの天動説~地動説~望遠鏡の発明によってもたらされた飛躍~スペクトル分析~現代の天文台~最新観測技術に至る天文学の歴史を辿っていきましょう。
Music Planetarium PLANET LOVE
透き通った美しい音楽とドーム映像の融合の世界
風が踊る、星が語り始める。
好きな人がいて『プラネット ラブ』のメロディーが流れる。
また、聴きたくなったから「プラネット ラブ」音の世界へ
最新のガイアのデータを映像化したリアリティあふれる時空の旅を、プラネタリウムでお楽しみください。
紀元前2世紀に中国で書かれた「淮南子」には、「宇宙」は空間と時間の限りない広がりを表している言葉であると記されています。
そのような宇宙を調べているのが、宇宙望遠鏡「ガイア」です。
ガイアは宇宙全体をくまなく撮影し、10億を超える恒星のデータによって、天の川銀河の三次元マップが作られようとしています。
この作品では2018年に公開されたガイアの2回目の更新データを使って、その再現しています。
地上では まるで空に張り付いているように見える星々ですが、それぞれ地球からの距離が違うため、宇宙を旅すると奥行きを実感します。
また恒星は固有の動きをしているため、数万年単位で見てみると、未来の星空の様子が変わっていきます。
さそり座やオリオン座・おうし座をはじめ、織姫星や彦星の未来はいったいどうなってしまうのでしょうか。
南半球チリの星月夜
南半球・南米チリに、世界で最も夜空が暗い場所といわれる巨大な天文台があります。
宇宙の謎を解き明かそうとする天文台では、どのような星空が見られるのでしょうか。
宇宙を探る巨大な目は、何を見ているのでしょうか。
地球でもっとも宇宙に近い場所、天文台の星月夜をお楽しみください。
私たちの母なる星
私たちの世界は45億年もの間、太陽に絶えず照らされていました。
その光はすべての人たちが肌で感じることができます。
それは、太古の昔、海を離れた生命や恐竜も感じていたことでしょう。
地球を照らす星「太陽」は、地上で起きたすべてを見守ってきました。
それはまるで愛する母のように・・・。
母の懐のようなその輝きによって地球を暖め、天気を操る大切な星なのです。
そして地球上のすべての生命は、地球から最も近い太陽の恵みを受けているのです。
もっとも身近な恒星・太陽について、古代の太陽に対する想いから、コペルニクスやガリレオの地動説、そして現代に至るまでの宇宙観、太陽が燃えている仕組みや、太陽フレア・オーロラといった宇宙天気、最後を迎えた太陽など大迫力の映像を交えながら紹介します。
the 4th Reflections of the Universe (2019) 「Best Science Popularizing Fulldome Show」受賞作品
「アポロ」から50年・・・ 人類は新たな大地を目指す!
1969年7月20日、ニール・アームストロング船長の有名な言葉 「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍だ」 と共に、 人類はついに月に降り立ちました。
これは、人類が他の天体に降り立った記念すべき第一歩でもあったのです。
それから50年・・・。人類は次の段階として、いよいよ惑星への旅を考える時が来ました。
次の目的地は、赤い惑星「火星」です。 なぜ人類は火星を目指すのか、 火星はいったいどのような惑星なのか、 そして火星への道のりは・・・。
月や火星について、その観測の歴史やアポロ計画、 火星探査など、それら惑星の素顔に迫ります。
聖夜の星々と音楽に包まれる、心温まるひととき・・・
星々とクリスマスの音楽、そしてオリジナルの物語でお楽しみいただくスペシャルプログラム
クリスマスには欠かせない「星」と「クリスマスツリー」。
サンタさんと「もみの木」による優しさいっぱいのプロローグから、聖夜の星空から届くア・カペラによる「きよしこの夜」、女の子とのら猫の親分が繰り広げる聖夜のハプニング
「もし今夜、雨が降ったらサンタさんは?!」や、クリスマスツリーのてっぺんに輝く星の伝説、そして「クリスマスにはなぜ『もみの木』を飾るの?」その秘密を巡る感動の物語・・・
「プラネタリウム×クリスマス」だからこそできる、夢と温もりに満ちたひとときを、どうぞ心行くまでお楽しみください。
「迷宮のプラネタリウム2」とは?
星、宇宙をモチーフとした偽物を通じて、より深くリアルな宇宙を体感しようという斬新な試みに満ちたプラネタリウム番組・・・と、説明するとなんだか難しそうですが、つまり、ニセモノを見破ったり、騙されて「ま、まさか!」といった驚きながら宇宙を楽しもうという一風変わった企画です。
圧倒的な臨場感、かつてない意表を突く面白さでご好評をいただきました「迷宮のプラネタリウム」の続編です。
果てしなく美しい宇宙
人類が解き明かした宇宙の姿を、臨場感あふれる迫力の映像と音楽によって奏でる作品です。
人類は長い間、宇宙への探求を夢見てきました。それが現実となった現在、様々な宇宙船が地球 を飛び出し、探査機が太陽系の天体を調査しています。また高性能な天体望遠鏡を使い、遥か宇宙 の彼方の姿まで観測することができるようになりました。
宇宙は何もなく静かな世界と思われてきましたが、実は大変美しく、生と死が繰り返される活気 あふれる世界であることを人類は知ったのです。
この作品では、人類が解き明かした宇宙の姿を、臨場感あふれる迫力の映像と音楽によって体感 いただけます。
果てしなく美しい宇宙をどうぞお楽しみください。
夜空に舞う光のベール
世界で一番美しい夜空の輝き
有史依頼オーロラは、人々を魅了し続けてきました。
光のカーテンのように揺らめく雄大な光景は、私たちに強い印象を残します。
オーロラは、道具を必要としない天文現象です。
そこにさえ行けば誰でも眺めることができます。
全身でその光を受け止めることが、何よりも贅沢な楽しみ方といえます。
この作品では、プラネタリウムドーム全体に広がる美しいオーロラ映像を中心に、その仕組みや見え方、日本で見られた記録、さらに宇宙から見たオーロラなど、話題と映像を満載にしてお届けします。
高度400kmに建設された宇宙に浮かぶ「国際宇宙ステーション」(ISS)
私たち人類は、地球をめぐる人工の島を完成させました。
ここから見る世界最高の眺望は、 どのような景色なのでしょうか。
このISSから地球を見下ろすと、いったい何が見えるので しょうか。
人類が作り上げたこの絶景ポイントからの眺めを楽しみます。
「カッシーニ」は、NASAやESA(ヨーロッパ宇宙機関)などが中心となって行われた国際協力プロジェクトです。
土星にはこれまで1979年~1981年にかけて、パイオニア11号・ボイジャー1・2号が探査を行いましたが、 いずれも土星を通過しただけのわずかな期間の観測だったのです。
1997年に打ち上げられ、7年の月日を経て 2004年土星に到着。
カッシーニでは土星をまわる軌道に入り、予定の4年を遥かに超える13年もの長きにわたって土星の観測を行いました。
また「ホイヘンス」を土星の衛星タイタンに降ろし、その地表にメタンなどの海や川が存在を発見し、さらに土星の新たな衛星や輪、さらに衛星エンケラドスの間欠泉といった素晴らしい発見をしたのです。
土星探査機カッシーニを通して、美しいリングを持つ土星の姿に迫ります。
火星は、他の星とは明らかに異なるその輝きから、古代の人々から人々の関心を集めてきました。
また夜空でのその動きから、ケプラーは惑星の運動法則を発見したのです。
19世紀、ローウェルは、望遠鏡で見える火星の筋模様を運河と考え、熱心に観測しました。
1970年代に入ると探査機が数多く送り込まれ、火星の正体を解き明かしていきます。
しかし、そこには太陽系最大の山、日本列島よりはるかに長い谷など、その大きさに似合わないダイナミックな世界が広がっていたのです。
自然あふれる映像と美しい音楽のコラボレーションをお楽しみいただくドーム映像作品です。
ドームいっぱいに広がる自然の風景と、美しい音楽の調べの融合でお楽しみいただくリラクセーションプログラムです。
ノンナレーションでゆったりしたひと時をお楽しみください。
イエス・キリストが生まれたときに輝いたといわれる「ベツレヘムの星」とは?
今からおよそ2000年前、イエス・キリストが生まれた時、夜空に希望の星が輝いたと言われています。
彼がいた場所から「ベツレヘムの星」と呼ばれているこの星は、いったい何なのでしょうか。
キリストが生まれたのは、クリスマスの12月25日?
また、彼の誕生が起源となっている「西暦」は、どのように決まったのでしょうか。
暦の歴史や様々な説を紹介しながら、ベツレヘムの星の正体に迫ります。
お願い・・・コロの星を教えて・・・
悲しみ続ける少女に、お父さんは言いました。
「コロは星になったんだ。星になってこれからずっと見守ってくれるんだよ」
少女はお父さんの言葉を信じました。
でもどんなに夜空を探してもコロの星は見つかりません。
「どの星がコロの星か教えてください」
少女は勇気を出してプラネタリウムでお願いしました。
何とかしてあげたい、と一緒にコロの星を探し始める新米の解説員。
しかし困ったことになります。実は解説員が本当に信じているは「科学」だけ、なのです。
はたして二人は「コロの星」を見つけることができるのでしょうか・・・。
人類の知識の探求において、宇宙はいつも、その最前線にありました。
人々は常に私たちの地球の外側の世界を理解しようと、長い歴史をかけて空を観測し続けてきたのです。
こんにち、その努力は大きな成果を生みました。
この宇宙が、非常に激しく、常に動いていることを発見したのです。
そのようなエネルギーに満ち溢れた宇宙の世界へ、皆様を誘います。
10年の長き旅の果てに、彗星にたどり着いた探査機「ロゼッタ」の挑戦!
「ロゼッタ」とは、ヨーロッパ宇宙機関の彗星探査機で、打ち上げからおよそ10年の歳月をかけて、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に到達。
これまでにないリアルな彗星の姿の映像撮影や、着陸機「フィラエ」を降下させるなど、真の彗星の姿に迫りました。
生命誕生に深くかかわる「グリシン」や「リン」の発見が報じられ、様々な観測結果が話題となりました。
ミッションは当初予定より延長され、2016年9月ミッションは無事にその役目を終えました。
そのような彗星探査機「ロゼッタ」の話題を中心に、彗星の成り立ちや観測の歴史、NASAの彗星探査機「スターダスト」など、圧倒される高いCGクオリティでおたのしみいただきます。
夜空に輝く星々と星座の世界
美しいCG映像によって描かれるおおぐま座やエチオピア王家物語、北の空を中心とした星座や様々な天体など、地上はもちろん時には宇宙の目線で繰り広げられる壮大な星空案内です。
古代の人々の星空への想いや、現代科学によって解き明かされた最新科学、そして未来の姿といった様々な姿で星座をご案内します。
プラネタリウムの星々と、クリスマスの音楽、そしてオリジナルの物語でお楽しみいただくスペシャルプログラム「クリスマスファンタジー」。
クリスマスファンタジー特製「クリスマス星座」のご紹介や、冬の一等星たちによる華麗なダンス、サンタクロースを待つ少年の心温まる物語と、少女と「のら猫の親分」の楽しいエピソード、そして、木星と土星による三連会合を再現した「ベツレヘムの星」など、見どころ盛りだくさんの内容です。
「プラネタリウム×クリスマス」の夢と温もりに満ちたひとときをお楽しみください。
迷宮・・・
それは入ったら最後、なかなか抜け出すことができない摩訶不思議な世界。
その「迷宮」の中で、「星」、「宇宙」をモチーフとしたニセモノ、フェイクを通じて、より深くリアルな宇宙を体感していただきます。
迷宮の各部屋には、「星」や「宇宙」にまつわるフェイクが仕掛けられ、背後からは飲み込まれたら最後、二度と現実の世界へともどることができない「フェイクホール」が迫ります。
見破れるか! 逃げ切れるか! 入ったら最後、なかなか抜け出すことができない摩訶不思議な「迷宮」の中で、「星」「宇宙」をモチーフとしたフェイク(ニセモノ)に惑わされながら、より深くリアルな宇宙を体感! 常識を超えた驚異の世界。
キミは脱出することができるか!
夜空に広がる満天の星… それは美しく神秘的な世界です。
太古の昔、人々はたき火を囲みながら、この夜空に思いを巡らし、神話の世界を重ね合わせたに違いありません。
やがて、人々は、夜空の変化に気がつきます。 月の満ち欠け、惑星の動き、そして地平線の向こうへ消えていく流れ星・・・
太古の人類の宇宙観から、天動説・地動説、現在の宇宙開発に至る歴史をひも解きながら、太陽系、星雲や星団、そして銀河から果てしなく広がる宇宙の彼方へ、美しいドーム映像と音楽によって誘います。